融資を獲得するチャンスが到来
2016/04/02
今週の東洋経済は銀行特集です。
鼻息の荒い銀行
マイナス金利になり、銀行では融資拡大が至上命令になっています。担保が確実に取れる不動産への融資は、銀行にとって大きな魅力。アパートやマンションなど賃貸不動産に対する融資、通称「アパマンローン」の貸し出し競争も熾烈を極めているようです(東洋経済3/26号より)。
銀行が融資に積極的な場合、不動産の価格は上昇します。すなわち利回りは低くなります。このような時期、収益物件は購入すべきなのでしょうか? 賢明な投資家は、利回りの高かった、すなわち不動産が安かった時期に購入した不動産を売却しています。一般には購入よりも売却の時期と言えます。
賃貸業を始めるチャンス
一方、これから不動産投資を始めようとしている方にとっては、融資が得られるチャンスです。もし、このような時期に不動産投資を始めるのであれば、少額の物件をお勧めします。そして、賃貸業の実績をつけましょう。たとえ失敗しても少額であればダメージは小さいので、いつでも挽回できます。
そして、賃貸業の実績を積み、次回、お目当ての不動産が現れたときには、銀行から融資を獲得できるようになるはずです。頑張りましょう!
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