不動産のための地銀・信金活用ガイド

地方銀行や信用金庫の融資を活用して不動産投資を成功させましょう

3棟めの購入② 融資打診

      2016/04/16

契約が済んで3棟めの購入に近づいてきました。

3棟めの購入① 契約に至るまで

融資特約付きの契約でしたから、出来るだけ多くの可能性のある金融機関に持込みました。

a0002_004913

10行に融資打診

打診した金融機関は次のとおりです。

S銀行:既に2棟の購入でお世話になっているスルガ銀行です。サラリーマンの年収から考えて総額1億円程度が融資の上限とのことでお断りとなりました。

O銀行:サラリーマンが利用できるアパートローン商品がある有名な銀行です。既存借入があることで即NGとなりました。この銀行はサラリーマンが1棟めとして利用するにはとても良い銀行です。

F銀行:首都圏に支店を持つ地方銀行です。アパートローン商品がありましたが、商品の枠に入らずNGとなりました。プロパー融資は、地元にコネクションがあるなど特別な理由でなければ取り扱ってもらえないとのことでした(単なるお断りの理由かもしれません)。

J信金:日本でベストテンに入る大手信金です。木造物件を購入しようとしたときに打診しました。担当者は前向きなものの、その後支店内での協議の結果NGとなりました。理由は、前の購入から時間が経っていないため様子を見たいとのことでした。

K信金:地元の信金です。特に回答もなく、話が自然消滅しました。

K銀行:関西地盤の地方銀行です。アパートローンのみの扱いとのことで、自分自身の属性が商品の対象とならずお断りとなりました。

A銀行:北関東の地銀です。追加資料の提出など求められましたが、結局NGとなりました。担当者もいまひとつヤル気が感じられませんでした。

R銀行:埼玉県が地盤の元都銀です。RCの耐用年数が規定上30年なので、融資期間が取れずNGでした。ただし、既存の物件の評価額や銀行の融資可否の判断を親切に説明してくれ好感の持てる銀行でした。

S信金:こちらも国内五指に入る大手信金です。最後まで担当者が頑張ってくれましたが、本部の回答として融資期間10年が限度となり、キャッシュフローが見込めないためお断りしました。

G銀行:北関東の地銀です。唯一、融資期間18年、フルローンで承認となりました。詳細は次回。




複数の銀行に打診する重要性

最終的に融資可能な銀行は1行だけでした。1行あれば十分ですが、すべての条件が折り合う必要があります。担当者、支店の上席、支店長、本部の融資担当など、全員がOKでなければ融資はおりません。一人でもネガティブな判断が下ればそれでおしまいです。確率を上げるためにも複数行に打診しましょう。

また、メインバンクをまだ見つけられていない段階では複数行に打診して、将来のメインバンクを探す活動としましょう。銀行によって融資の基準は異なります。担保評価の仕方、耐用年数の見方、金利、などなど、融資の審査には様々な要素が絡んできます。それらの情報を得るためにも、複数の銀行に打診しましょう。そして、自分にあったメインバクを見つけてください。




 - その他, ブログ, 融資