不動産のための地銀・信金活用ガイド

地方銀行や信用金庫の融資を活用して不動産投資を成功させましょう

嘘は絶対についてはいけません! 誠実さをアピールしましょう。

      2016/04/23

嘘をつかない」これは、銀行と付き合うための大原則です。

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「借りたお金は必ず返す」という信用に対してお金を貸します

預金者から預かった大切なお金を貸すのが銀行の仕事です。信用を元に成り立っているビジネスですから、嘘をつく人にはお金を絶対に貸しません。

では、どんな嘘があるでしょうか?

例えば、ある銀行のアパートローンは物件価格の10%の自己資金が必要です。できるだけ自己資金を使わないよう、高い売買価格で契約書を作成し銀行に提出し、実際にはそれより低い金額で売買を行うことを業者に勧められるかもしれません。これは嘘どころか立派な詐欺になります。

また、住宅ローンを利用して物件を購入し、自分が住むことなく賃貸に出す場合も、嘘になります。住宅ローンは自己利用の住宅が原則です。ただし、転勤などでやむを得ず、賃貸に出す場合は問題ありません。最初から賃貸を前提に住宅ローンを利用するのは嘘とみられます。

そのほかの些細な嘘、例えば貯金額など多めに申告するなど、もあまり勧められません。聞かれたことは正直に話しましょう。




 

余計なことは言わない

聞かれたことに対しては正直に答えることが大事です。ただし、聞かれていないことをベラベラと話すのは考え物です。嘘はいけませんが、聞かれていないことを話さないのは、別に隠しているわけではありませんので大丈夫です。

余計なことを言わないというのも非常に大事なことです。人の悪口であったり、批判的なことを口にするのはあまり好ましくはありません。銀行とは長く付き合っていくわけですから、その間に問題を起こしそうな人には、融資しないという判断もあるということも覚えておきましょう。

何気ない会話から信用度を測る

銀行の担当者は、何気ない会話からその人の信用度を測っています。でも、恐れる必要はありません。あなたが誠実であれば、普段通りの会話で大丈夫です。そして、お互いの信頼を上げていくような努力をしましょう。

もし、あなたが狡賢い考えでいれば、普段の会話にもそれは現れてきます。もし、不動産賃貸業を拡大し長くやっていくのであれば、狡賢い考えではなく、誠実な考え方に変えていきましょう。ただし、「いい人」になる必要はありません。不動産業界には狡賢い考えの人も多いのは確かです。そのような人には毅然とした態度をとりましょう。そして、誠実で信頼できる大家さんであることをアピールしていきましょう。




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